英語は体験から始まる。私の原点は「ピーナッツバターサンド」だった

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言葉って、

誰かと何かを共有したいときに、自然に出てくる“道具”なんだと思う。

そう思えるようになった原点は、高校時代の英語部にある。

放課後の英語部で、英語が「現実」になった日

私は高校で英語部に入っていた。

ある放課後、部活の活動でみんなでピーナッツバターサンド作りをしたことがある。

そこにいてくれたのがALTの先生だった。

優しくて、とっても明るい女の先生。場の空気をぱっと軽くしてくれるような人だった。

先生はまず、ピーナッツバターを手にして私たちに見せながら、明るい声で聞いた。

“Have you tried peanut butter before?”

私は英語がペラペラだったわけじゃない。

でもその質問は、教科書の例文とは違って聞こえた。

「いま、私に向かって言ってる」って。

私は、ほとんど反射みたいに一言だけ返した。

“No.”

たったそれだけ。

でも先生はにこっと笑って、すぐに続けてくれた。

“Okay! Let’s try it today.”

“知ってる英語”が“使える英語”に変わる瞬間

先生はそのまま、パンを取り出して、実際にピーナッツバターを塗って見せてくれた。

見せながら、短い英語が自然に続く。

“Watch me.”

“Spread it like this.”

私たちは目で見て、真似して、笑って、できあがったら一緒に食べた。

その流れの中で、英語は「勉強」じゃなくて「いま起きている体験」になっていった。

不思議なのは、そこで使われていた英語が難しくなかったこと。

短い言葉ばかりだったのに、ちゃんと通じた。ちゃんと伝わった。

このとき初めて、英語は、

人とつながるための道具なんだと、体でわかった気がした。

だから私は「体験から始まる英語」を大切にしている。

この放課後の出来事が、私の英語観のスタート地点になった。

体験が先にあると、英語は「覚えなきゃ」ではなく「言いたい」に変わる。

だから私は、英語を体験から始めることを大切にしている。

もし英語に苦手意識があるなら、足りないのは勉強量じゃなくて「体験」かもしれない。

小さくていい。英語は、体験の中でいちばん育つ。

おうちでも小さな体験を取り入れてみませんか?日常の「やってみた」が、英語を“自分ごと”にしてくれます。

私のレッスンでも、体験を大事に進めています。体験→言葉→会話のサイクル。

感じて使う英語を育てたいと思っています。

次回は、レッスンでもやっている“体験型英語”を3つ、具体例つきで紹介します。

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